【症例報告】試験勉強で腕が痛くなるのはテニス肘?

テニスをしなくてもなってしまうテニス肘

今回ご紹介するのは、テニス肘と呼ばれる状態の症例です

その名の通りテニスの愛好家に多い症状ですが、テニスをしなくてもなります

最近では、パソコンの普及により増えている症状の一つです

 

実はご紹介する症例では、初診時は肩こりで来院されていました

ところが、近々資格試験があるとのことで勉強をしていたら腕と手が痛くなってきたというお話です

 

手と肘、そして肩こり

一見関係がないように思える症状も実は繋がりがあります

 

よつ葉カイロプラクティックでは、どのように考えて施術していくのか?

実際の症例を元にご紹介しますので、最後まで読んであなたの参考にしてくださいね。

 

 

問診

30代 女性 デスクワーク

 

主訴:肩こり

副訴:左腕の痛み

 

副訴について詳しく伺うと

  • 重いものを持ったあとに痛みが出る
  • ひどいと数日間痛みが続く
  • 1週間後に試験があり勉強していると痛みが出る
  • 1日に6~7時間は書き続けている
  • 実技の試験なので書くことができないと困る
  • 前腕だけでなく、手の甲の手首に近い部分も痛みがある

 

最近は試験勉強のために、練習で書くことが非常に多い

1年ほど前に引っ越してきた

 

〈既往歴〉

20年来肩こりがある

病院ではストレートネックと言われる

→ 引っ越すまでずっと整骨院に通院

 

20年ほど前に交通事故

→ 骨折などはないが、左膝に水が溜まった

 

〈病歴〉

腎臓の病気

→ 現在は問題なし

 

検査

肘の状態

・肘の可動域に問題なし

・前腕の筋肉全体の緊張

・特に長・短頭側手根伸筋の緊張と圧痛

 

その他の状態

・手関節の可動域に問題なし

・手関節の可動制限

・頚椎の可動制限

・頭蓋骨の固さ

・頸部筋群の緊張

・起立筋の緊張

・胸椎の可動制限(特にT1、T5)

 

経過と内容

前腕の筋群の使いすぎ(オーバーユース)による痛みと考えて施術

特に、長・短頭側手根伸筋の調整をメインに行なった

同時に、胸椎の可動制限が主訴である肩こりを引き起こし、腕にまで影響していると考えた

 

施術後は、肩こりも腕の痛みも軽減した

数日後に試験なので、前腕のテーピング行うとともにストレッチ伝えて試験に望むことに

試験まで来院も難しいので、試験後に状態を確認することにして終了

 

試験後の来院時には、試験はなんとか乗り切れたが痛みは残っているとのこと

確認すると、前腕の筋肉の緊張と手関節の可動制限があったため調整

 

翌来院時、手に多少の違和感があるくらいで痛みはなくなった

その後は腕の痛みが再発することなく肩こりも改善し、試験も合格されたとのことです

 

 

コメント

最近では、パソコンの使いすぎによりテニス肘のような状態になることが増えています

もちろんこの症例のように、書くことが多くても痛みが出てしまいます

手をよく使う仕事や主婦の方もなることが多いです

 

テニス肘を始めとする腕や手の症状がある方は、首・肩こりや背中の痛みがよくみられます

この方も肩こりがありました

 

首や肩、背中に症状がある場合、肩甲骨周りの筋肉がうまく使えていません

加えてほぼすべてのケースで背骨、特に胸椎の固さがあります

 

このような状態でちょっとした負荷が反復してかかると、症状として現れてきます

腕だけを施術をして改善したとしても、またすぐに痛みが戻ってしまうことも

再発しないように改善するには、患部だけでなくつながりがある場所を考えて施術することが重要です

 

よつ葉カイロプラクティックでは、症状がある場所だけでなく他に関連がないかも検査によって確認しています

そうすることで、よりスムーズに改善し再発の予防につながるからです

 

患部の湿布やストレッチでよくなるけど、再発してしまう・・・

そんなお悩みがありましたらぜひご相談ください

 

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)について詳しくはこちら

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)