【症例報告】ゴルフで痛めた肘内側の痛み

ゴルフでダフった後から肘の痛みが続く

ゴルフをプレーする方なら一度はダフった経験ありますよね?

今回ご紹介するのは、いつもメンテナンスでいらしている方が、ゴルフでダフった後から肘に痛みが出てきたお話です

 

「ダフる」というのは、ボールの手前の地面をたたくことです

ゴルフクラブでスイングして地面を強く叩くわけですから、相当な力がかかることが想像できますよね

 

この症例で特徴的だったのは、痛めた肘以外にも隠れた問題が広がっていたことでした

肘以外にも悪い場所があるなんて思わないですよね?

ですが、痛めた場所から問題が広がっていくことは非常に多いです

 

一体どのように考えて施術していくのか?

あなたの参考にしてくださいね

 

 

 

問診

40代 男性 会社員

 

主訴:左肘内側の痛み

 

  • 3週間ほど前にゴルフで痛めた
  • ダフった後から左の肘内側に痛み
  • 肘を曲げた状態から伸ばすと痛い
  • 今までは、ダフっても痛みが出ることはなかった

 

〈既往歴〉

当院へは腰痛をきっかけに通院

現在は、腰痛は落ち着いておりメンテナンスケア中

 

〈病歴〉

特になし

 

検査

肘の状態

・左肘 伸展で痛み

・左内側上顆 圧痛

・円回内筋 筋力(↓)

・左円回内筋 緊張 圧痛

・左尺側・撓側手根屈筋 緊張

・肘関節 可動制限

 

その他の状態

・左手関節 可動制限

・左上腕二頭筋、大胸筋 圧痛

・C2、T6、L3 可動制限

 

経過と内容

ダフったことにより、円回内筋の筋力低下と尺側・撓側手根屈筋の緊張が起こり痛みが出ていると考えた

その他に、肘関節、手関節の可動制限もあるので施術

施術後は、円回内筋の筋力低下がなくなり痛みも軽減

 

さらに、円回内筋は胃に関連するので、胃に関連する筋、背骨も合わせてチェックし調整した

すると、肘の痛みがほとんどなくなり、曲げ伸ばしも問題なくできるように

再発防止として、胃に負担がかからないよう食べ過ぎに注意してもらうことを伝えて終了

 

 

翌来院時の経過

翌来院時、肘の痛みはほとんどなく気にならないとのこと

状態をみると円回内筋の筋力低下はないが、尺側・撓側手根屈筋に緊張があるため調整

 

また、胃に関連する背骨の可動制限が残っているので施術

調整後は筋緊張も落ち着いて、可動制限もなくなった

その後、肘の痛みは再発していない

コメント

何らかの原因で痛めた場合でも、患部だけでなく関連するところもチェックしていきます

今回では、胃に関連した場所をチェックしていきました

 

ご本人は全く自覚がありませんでしたが、胃に関連する筋や背骨にも痛みがあり驚いていました

 

私達の身体は、たとえ直接痛めていなくても影響が出てしまいます

なので、患部だけでなく関連する部分もきちんと状態を確認していく必要があります

そうすることによって、症状の改善はもちろん再発予防することができます

 

症状だけでなく身体全体をみていくと調子が崩れにくくなります

「そんな状態にしたいな」とお考えでしたらぜひご相談ください

いっしょに身体全体をチェックして、100年使える身体にしていきましょう

 

 

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